記事を書き終えたあと、「誤字はないか」「説明に抜けがないか」と不安になることがあります。AIに原稿を読ませると、誤字脱字や分かりにくい表現、見出しと本文のずれなどを確認するための候補を出してもらえます。
ただし、AIの指摘が正しいとは限りません。料金や仕様の事実確認、引用や広告表記、リンクの動作、WordPress上の表示は、人が確認する必要があります。この記事では、AIと人の役割を分けた公開前チェックの手順と、そのまま使えるプロンプトを紹介します。
記事作成全体の手順を確認したい方は、親記事のAIブログの記事作成フローもあわせてご覧ください。
※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。
AIの最終チェックでできること・できないこと
| 確認項目 | AIに頼めること | 人が確認すること |
|---|---|---|
| 文章 | 誤字や表記ゆれ、長い文、意味が取りにくい箇所の候補を出す | 意図やブログの文体に合う修正だけを採用する |
| 構成 | 見出しと本文のずれ、説明不足に見える箇所を指摘する | 検索意図や記事の目的に本当に必要な内容か判断する |
| 事実・根拠 | 確認が必要な数字や断定表現を抜き出す | 公式情報や一次資料で内容を照合し、出典を記録する |
| リンク・表示 | リンク一覧や確認項目を整理する | リンクを実際に開き、画像・装飾・レイアウトをプレビューする |
AIは原稿内の情報を整理できますが、実際にページが表示されるか、リンク先が正しいか、最新情報と一致しているかを、指示だけで保証することはできません。AIを校正者として使う場合も、公開の判断と事実確認は人が行いましょう。
公開前にAIで記事をチェックする7ステップ
1. 読者と記事の目的を確認する
最初に、誰のどんな疑問に答える記事かを確認します。記事の目的が曖昧なまま「もっとよくして」と依頼すると、読者に必要な説明まで削られたり、頼んでいない情報が加えられたりすることがあります。
キーワード選定や見出し構成から確認したい場合は、キーワード選定から構成作成までの流れも参考になります。
2. AIに渡す情報を整理する
対象読者、記事の目的、文体、確認してほしい項目を短くまとめます。未公開情報、個人情報、顧客情報などを含む場合は、利用するAIサービスの規約やデータ設定を確認し、必要に応じて伏せ字や一般化を行ってください。
3. 誤字脱字と表記ゆれを確認する
「誤字脱字」「数字・記号の表記」「サービス名や用語の表記」を分けて依頼します。AIが修正後の文章だけを返すようにすると、原文とどこが変わったのか分かりにくくなることがあります。まずは該当箇所と修正理由だけを出させ、原稿への反映は一つずつ判断すると確認しやすくなります。
4. 読みやすさと説明のつながりを見る
一文が長い箇所、主語と述語が対応していない箇所、同じ説明の繰り返し、専門用語の説明不足などを指摘してもらいます。文章を短くすることだけを優先せず、条件や注意点が抜けて意味が変わらないか確認しましょう。
5. 見出しと検索意図のずれを点検する
各見出しの下に、その見出しの答えが書かれているか確認します。読者の疑問に直接答えていない、結論が後ろに隠れている、同じ内容が複数の見出しに分散しているといった箇所を、AIに候補として挙げてもらうと整理に役立ちます。
6. 事実・広告・出典を人が照合する
料金、機能、キャンペーン、規約、制度など変わる情報は、公式ページや一次資料で確認します。確認日と参照元をメモし、確認できないものは断定せず、必要なら削除するか「要確認」として残します。
引用や画像を使う場合は出典・利用条件を見直し、広告リンクを含む場合はPR表示、リンク先、紹介内容が合っているかを確認します。AIの「問題ありません」という回答だけで、権利や広告表記の適否を判断しないでください。
7. WordPressでリンクと表示を確認する
投稿前のプレビューで、見出し、表、画像、ボタン、スマートフォン表示を確認します。内部リンク・外部リンクは実際にクリックし、目的のページが開くかを確かめます。AIにURLを渡しただけでは、WordPress上のリンク動作や表示崩れまでは確認できません。
公開前の作業をチェックリストにしたい場合は、記事作成をルーチン化するチェックリストもご覧ください。公開後に記事をSNSなどへ展開する手順は、1記事を複数メディアへ展開する再利用フローで紹介しています。
コピペで使えるAIチェック用プロンプト
一度にすべてを直させるより、確認したい目的ごとに依頼を分けると、指摘を見比べやすくなります。まずは以下のプロンプトで、修正案ではなく問題候補と理由を出してもらいましょう。
文章と構成を確認するプロンプト
あなたは慎重なブログ編集者です。以下の記事を、指定した読者と目的に照らして確認してください。全文を書き換えず、問題がある候補箇所、理由、修正の方向性を表で示してください。誤字・表記ゆれ、読みにくい文、説明の重複、見出しと本文のずれ、説明不足を確認してください。記事にない事実、体験、数字、出典を作らないでください。正しいか判断できない内容は「要確認」としてください。
【読者】[誰に向けた記事か]
【記事の目的】[読者が分かること・できること]
【文体・表記ルール】[例:です・ます調、英数字は半角]
【確認してほしい記事】[本文を貼り付け]
事実確認が必要な箇所を洗い出すプロンプト
次の記事のうち、公式情報などで確認が必要な記述だけを抜き出してください。料金、仕様、制度、日付、数値、順位、効果、比較評価、引用、広告表現を優先してください。あなた自身で正誤を断定せず、該当箇所、確認が必要な理由、確認先の種類(公式ページ、利用規約、一次資料など)を示してください。出典や実績を作らないでください。
【記事本文】[本文を貼り付け]
【参照できる資料】[公式URLや確認日。ない場合は「なし」]
AIの提案をそのまま採用しないための注意点
- AIが追加した数字、体験談、口コミ、出典を事実として扱わない
- 文章を短くする際に条件や注意点が消えていないか読む
- 指摘が正しくても、記事の読者や文体に合わない修正は採用しない
- 公式情報を確認できない主張は保留するか削除する
- 公開操作・リンク動作・レイアウトはWordPress上で確認する
よくある質問
- AIに記事の事実確認を任せられますか?
-
AIには確認が必要な箇所を洗い出してもらえますが、正誤の確定は公式情報や一次資料で人が行います。情報源を確認できない場合は、断定を避けてください。
- 記事本文をすべてAIに貼り付けてもよいですか?
-
利用するAIサービスの規約やデータ設定を確認してください。個人情報、顧客情報、公開前の機密情報などは、必要性を検討し、伏せる・一般化するなどの対応を行いましょう。
- AIの提案は全部反映したほうがよいですか?
-
いいえ。修正の理由を確認し、読者への伝わりやすさや記事の目的に合うものだけ反映します。意味や条件が変わる提案は採用前に慎重に確認してください。
まとめ:AIの指摘を確認し、人が公開を判断する
AIは誤字や読みにくい箇所、確認が必要な主張を洗い出す補助として使えます。一方で、事実の裏付け、引用・広告の適切さ、リンクやページ表示の確認は人が行います。読者と記事の目的を先に決め、目的ごとにAIへ確認を依頼し、提案の採否を一つずつ判断しましょう。
公開前は、公式情報との照合、内部リンクのクリック、スマートフォン表示のプレビューまで確認してから公開します。文章チェックの補助ツールを探している場合は、ツールごとの機能・料金・利用条件を確認し、自分の作業に合うか比較してください。
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コメント
コメント一覧 (4件)
[…] AIの案は下書きです。誤った要約、古い情報、出典が不明な記述が混ざっていないか人が確認し、媒体に合わせて仕上げます。導入文を考える方法は、導入文をAIで作るときのポイントも参考にしてください。公開前の確認工程については、完成記事をAIで最終チェックする流れで紹介しています。 […]
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